東京都の月次支援給付金とは
新型コロナウィルス感染症に伴う緊急事態宣言の影響で、売上が対前年同月比(又は対前々年同月比)で50%以上落ちた中小企業に給付される国の給付金が月次支援金ですが、それとは別に同様の制度を設けている自治体が多数あります。
東京都では月次支援給付金という名称で制度を設けています。

給付対象月
この記事を書いている2021年10月27日現在で申請できるのが、2021年4~9月の6カ月間になります。
給付要件
国の月次支援金の要件が、各月の売上が50%以上減なのに対して、東京都の月次支援給付金は30%以上の売上減で申請することができます。
50%以上減の場合は、国の月次支援金+東京都の月次支援給付金のダブル申請ができます。
対象要件は次のフローで確認することができます。

給付金額
給付金額は下表の通り、業種によって異なりますが、40万円・20万円・10万円・5万円のいずれかになります。
個人事業の場合は半分の20万円・10万円・5万円・2.5万円のいずれかになります。

私の会社も申請しました
私の会社の事業は飲食関係ではありませんが、緊急事態宣言による外出自粛の影響を受け、前々年同月比で売上が30~50%の減となった月が発生しました。
対象月
具体的には、2021年4月、5月、6月の3ヶ月間です。
50%以上の減ではないため、東京都の月次支援給付金が対象となります。
申請から振込までのスケジュール
- 書類準備2021年10月1日(金)
会社の登記簿謄本が必要なので法務局に行きました。
それ以外の書類は、会社にあったのでPDF等に変換しておきます。 - WEB申請2021年10月2日(土)
WEB申請自体は入力項目が多少ありますが、迷うことなく入力できました。
3ヶ月分の入力で概ね1時間程度でした。 - 給付金着金2021年10月14日(木)
申請時に使ったメールアドレスに支給決定通知書が届いていたので、銀行口座を確認してみたら振込みも完了していました。
新型コロナ関係の給付金はスピードが命と言っても過言ではありませんが、土日を除くと9日間で着金となりました。
東京都の補助金交付まで時間を要しているという報道を見掛けていたので、1ヶ月位掛かるのではと思っていました。
給付が遅すぎるという報道の影響もあったかもしれませんが、事務に携わってくれた方々に感謝です。
4~6月分の申請期限が迫っています
この給付金はいつまでも申請できる訳ではなく、期限が設けられています。
残りわずかしかありませんので、支給対象を満たしている中小企業の方は、忘れずに申請していただきたいですし、それ以外の中小企業の方は、もう一度、支給要件に合致しているかどうかを確認することをお勧めします!
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