前回、前々回の記事でサーバーレスでファイルを同期してくれるResilio syncを、パソコンとiPhoneにインストールしたので、実際に使ってみます。
パソコンに共有フォルダの設定
まずはパソコンで同期させる共有フォルダの設定を行います。
今回、同期用として、デスクトップに【share】というフォルダを作成しました。
Resilio syncを起動して、左上の【+】をクリックして、【標準フォルダ】をクリック
デスクトップの【share】フォルダを選択して、【フォルダの選択】をクリック
同期させるための【リンク】【キー】【QRコード】のいずれかを選択します。
今回は【リンク】を選択して、メールで送ることにします。
同期先で書き込み不可にしたい場合は、【読み取り専用】を選択します。
セキュリティを選択して【メールアドレス】をクリック
メーラー(私の場合はOutlook)が自動で立ち上がるので、iPhoneのメールアドレスを入力して【送信】
iPhoneでの同期設定
パソコンから送られてきたメールの【リンクURL】をクリック
【追加】をクリック
shareフォルダは検討中と表示されますが、これは同期元のパソコン側で承認が行われていないからです。
パソコン側に承認要求の通知が届くので、【✓】をクリック
iPhoneを見てみると、検討中が✓ピア1に変わりました。
これで同期設定は完了です。
同期フォルダにファイルを入れてみる
パソコンの【share】フォルダに5つの画像ファイル入れてみました。
すると、1秒後にはiPhoneの方にも同期されていました。
写真はありませんが、試しに画像ファイルをパソコン側で1つ削除してみると、iPhone側でも即座に削除されました。
まとめ
設定自体は、難しいことはなく手順通りにやっていけば30分も掛からないと思います。
両方の端末の電源を入れていないと同期はできませんが、案外便利に使えるのではないでしょうか。
例えば、
- iPhoneで撮ってきた写真をパソコンに取り込みたい場合に、iCloudやOneDrive経由をせずにできる。
- 仕事先で使うPDFファイル等をiPhoneに送りたい場合は、同期フォルダに入れるだけでできる。
- これらを複数の端末で同期できる。
色々使い道がありそうなので、しばらく運用してみます。
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