私の会社でも世の流れに逆らうことなく在宅ワーク化を進めてきました。
取引先や顧客とのやり取りは、メールが主流になってきていますが、FAXでのやり取りが多いのも現実です。
在宅ワークをしている社員用のFAXをどうするのかに頭を悩ましましたので、その顛末を綴っていきます。
電話回線を使ったFAXのデメリット
通常FAXと言えば、電話回線を使ったものを思い浮かべますが、この電話回線の導入にはいくつかデメリットがあります。
- 初期費用が掛かる(不要のプランもある。)
- 電話工事が必要
- FAX機等のハードウェアが必要
- 長距離の通話料金が高額
電話工事を除いた全てに費用が掛かってきます。
会社の事務所に導入するのであれば、会社が存続する限り誰かが利用するので問題ありませんが、在宅ワークで導入すると、社員が入退社社する、社員が引越しするなど、その度に費用が掛かってしまうので、あまりよろしくありません。
インターネットFAXの検討
そこで、ネットで調べてみると、インターネットFAXサービスがヒットしました。
インターネットFAXを提供している業者はいくつもありましたが、月額固定料金で送受信は決められた枚数まで無料、それ以上は1枚に付き○○円と言ったプランが多いようです。
初期費用も1,000円程度の会社が多いようです。
代表的な会社を挙げてみると、
- eFAX(イーファックス)
- MOVFAX(モバックス)
- メッセージプラス
料金プランの比較
eFAX
初期費用(登録手数料) | 1,100円 |
月額費用 | 1,980円 |
受信 | 毎月150ページまで無料 151ページ以降は11円/ページ |
送信 | 毎月150ページまで無料 151ページ以降は11円/ページ |
MOVFAX
初期費用(登録手数料) | 1,100円 |
月額費用 | 1,078円 |
受信 | 毎月1,000ページまで無料 1,001ページ以降は8.8円/ページ |
送信 | 1送信2枚ごとに8.8円 |
メッセージプラス
初期費用(登録手数料) | 1,100円 |
月額費用 | 1,045円 |
受信 | 全て無料 |
送信 | 1枚16円 |
私の会社の社員の場合、1ヶ月の受信が50~100枚、送信も50~100枚になので、3社どこを利用しても月額2,000円前後になる計算でした。
eFAXに決めた理由
費用的にはどの会社を選んでも、あまり大差がない状態で、最終的にeFAXに決めた理由は、
送受信が100枚超えることはほとんどないのですが、万が一超えた場合、それに比例して料金が上がってしまうは避けたかったからです。
eFAXを利用してみて
使用上は全く問題ありませんでした。
心配していた月額費用も送受信料が150ページを超えることはないので、1,980円/月で済んでいます。
スマホのアプリが用意されているので、外出先でもタイムリーにFAXを確認することができるので、とても便利です。
通常のFAXと違いメールで受け取るので、紙の無駄がなくなりますし、ファイリングもデータ保存なので場所を取りません。
今のところ、費用も含めて良いところばかりなので、少なくとも個人事業主や中小企業の創業時は、インターネットFAXを利用した方が良いですね。
会社の事務所のFAXも今後変える方向で検討していこうと思います。
コメント