東京都が、テレワークを実施しながら都内宿泊施設に一定期間滞在する取組を支援する事業を開始しました。
都内のテレワーク環境が整ったホテルを1泊2,000円で利用できるので詳細を見ていきましょう。
社会と家族を守る宿泊型テレワークによるBCP支援事業
東京都が行うこの事業の名称は「社会と家族を守る宿泊型テレワークによるBCP支援事業」となっていて、目的は次の通りです。
都内における新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、都内事業者の従業員等が社会と家族を守るため、テレワークをしながら宿泊施設に滞在する取組を支援することにより、感染拡大防止と経済活動の両立を図っていくことを目的とする。
都内の指定された40のホテルが、1泊につき2,000円の自己負担で、6日間連続滞在しテレワークすることができます。
1点注意が必要なのは、この事業の対象は必ず6泊しなければならないので、実質12,000円の自己負担が発生します。
利用日数を6泊から増減することはできません。
利用日数を減らした場合は、減らした日数分は正規料金を支払わなければなりません。

6泊の利用直後に再度6泊の利用をすることもできません。

利用対象者
次の両方に該当する方
- 都内在住または在勤で、企業等で働く方(個人事業主を含む)
- 同居人がいる方、または通勤に公共交通機関を利用している方
室数
1日当たり計200室(40ホテル✕5室)
対象ホテル

対象期間
令和4年2月1日(火)から令和4年3月18日(金)まで
利用料
1泊2,000円✕6泊分=12,000円(税込)
気になる利用方法は?
気になる利用方法を見ていきましょう。
予約方法
各自が直接、対象ホテルに連絡をして予約を取ります。
部屋数は前述の1日5室限定なので、先着順の受付になります。
チェックイン時に必要なもの
提出するもの(書式は東京都のHPからダウンロード)
- 誓約書
- 利用確認書
提示するもの
- 都内在住の方(運転免許証、マイナンバーカード等)
- 都内在勤の方(社員証、名刺等)
チェックアウト時に必要なもの
提出するもの(書式は東京都のHPからダウンロード)
- 実施報告書
- アンケート
まとめ
誓約書等の提出書類はA4サイズ1枚の簡単な書類なので、記入に時間が掛かるようなことはありません。
6泊利用しなければなりませんが、1泊2,000円で宿泊できるのは大変ありがたいですね。
部屋数限定で先着順になるので、利用を希望する方は早めの予約が必要となります。
コメント